BellevueのAIM　Clinicに行ってはいけない - ぼられた

2015/11/07 (Sat) 00:15:58

「ホリスティック」「ホメオパシー」などというものを信じている人以外は、
AIMクリニック(ベルビュー)には行ってはいけません。

患者の話をよく聞くと謳っていながら、
実際には患者の話なぞどんどん遮って、殆ど喋らせてなぞくれません。
Shimizu氏の独壇講演会を延々と聞かされるだけです。
そして、彼の述べた治療法に沿えるのかどうかを問われ、
かなり強引な態度で「できますね」と詰問されます。
患者の話を聞いて親身にケアをするという医者の立ち位置とは真逆な態度です。

そのあとは、ペテンとしか言いようのないテストをするだけです。
Shimizu氏が、患者の体に必要としているものか否かを問い、受け付けるものであれば、患者の腕は簡単に下がり、受け付けないなら腕は下がらない、ということだそうです(苦笑)が、実際には、患者の腕が上手く動かせる間合いを読んで、Shimizu氏が患者の腕を倒す力具合を変えているだけです。
(日本で行われるらしいオーリングテストと同じものです＝これもペテンです。
ご存じなければ調べてみてください)。

たったそれだけ、治療全くなしで250ドルくらい取られます。
こちらが希望する治療をしてもらえないかとお願いしても、あなたの体はそれを受け付けていないとか何とか言って決してやりません。
科学的にはただの砂糖水同然と言われるレメディーをなんとしてでも売ろうとしてきます(断りました)。
鍼やマッサージなどの処方もすると宣伝では並べてますが、おそらく全くやる気はないのでしょう。
鍼やマッサージ数回で患者を完治させるより、体を根本からしっかり治さないと結局原因は消えないとかなんとか言って長期に渡ってレメディーを処方すれば楽だし、何倍もお金になるわけですから。

そして、オーガニックのみ、砂糖は一切なしで生活しろと強要されます。
そういうものだけにすれば、砂糖水同然のレメディーなんか飲まなくたって、
体調はある程度改善されるに決まってます。
それを、少し良くなればレメディーの効果が出たとか言い出すんだと思います。

後で知りましたが、日本のホメオパシー治療では、
新生児がビタミンK不足にも拘わらず、ビタミンKの「記憶」や「波動」「オーラ」を持ち「ビタミンK」と同程度の効果を持つとホメオパシー団体が主張していた砂糖（いわゆる「レメディ」）を飲まされたことで死亡したり、
患者の体調不良が癌であるにも関わらず、
それを認識しなかったホメオパシー治療者のせいで癌が進み、
手遅れで死亡する事故などが起きているのだそうです。

知人からの勧めがあり、Youmagaの大きな特集にも出ていたので、
つい行ってしまった私がばかでしたが、
皆さんも同じ目に遭わないようにご注意ください。